日本遠隔医療学会オンライン診療分科会研究会 ご案内
日本遠隔医療学会 オンライン診療分科会では、研究会を開催します。
厚労省より2020年4月10日に、「新型コロナウイルス感染拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取り扱いについて」の事務連絡が発出されました。これにより、時限的ではあるもののオンライン診療での初診が可能となりました。このことは、新型コロナウイルス感染対策に奔走している医療者のみならず、不安の中で受診をためらう住民にも朗報と言えます。オンライン診療は非対面診療であり、感染予防策として非常に有効です。
しかし一方では、今回の感染拡大をうけた時限措置である事務連絡が、「オンライン診療が大幅に緩和された」という誤解を生じさせ、オンライン診療の安易な利用も懸念されます。それは、結果としてオンライン診療本来の利点を損ねてしまうおそれもあります。
この状況のなかで、オンライン診療は新型コロナウイルス感染に対して、何が可能であり、どこに限界があるのかをさまざまな視点から討議する場を設けたいと考えました。
今年2月以降、新型コロナウイルス感染の動静は日々変化しておりました。今回の企画を確定できるまで、時間を要したことをご容赦ください。なお、今回は、会場で行うのではなく、WEBを利用した研究会とします。
プログラム詳細は、以下をご参照ください。
なお、参加申し込みは下のURLよりお願いします
https://jtta-online.peatix.com/
参加費は、会員1,500円、非会員2,000円です。
2020年5月8日