千葉大学履修証明プログラム開講について
日本遠隔医療学会 会員の皆様
千葉大学病院患者支援部より、千葉大学履修証明プログラム開講の情報をいただきましたので、ご案内します。
11月より以下の二つのプログラムを開講します。多くの皆様の参加、履修をお待ちしています。また関心をお持ちの方々への情報提供やご案内もよろしくお願いします。
1.遠隔医療マネジメントプログラム<11月開始予定>
新型コロナウイルス感染症に対応するため時限的に解禁されていた初診からのオンライン診療が、恒久化が2022年から実施の方向で進んでいる。しかしながら、本格的な普及の為には、診療報酬の引き上げやシステムの現場への適正化など、課題は山積している。一概に遠隔医療といっても都市部と過疎が進む地域では全
くその役割と有用性は異なる。 本プログラムではそれぞれの地域特性に合わせた遠隔医療サービス及びシステムを適正に導入し実践することをめざす医療介護領域で活躍する人材を育成します。
詳しくは、ホームページへ ⇒ https://enkaku.risyu.net
2.メディカルイノベーション戦略プログラム<11月開始予定>
COVID-19流行により、超高齢化が進行する日本において医療・介護資源の不足・偏在化の深刻さ、そして、日本の医療介護のDX(デジタルトランスフォーメンション)の遅れが明らかになりました。これまでの課題であった超高齢化における医療介護の日常的サポートから緊急時(感染・災害対応)対応と、幅広い分野で医療イノベーションを推進するが吃緊の課題となっています。遠隔医療の推進や医療技術の向上・医療現場の効率化などのためのIT 技術やAI・ロボティクス技術が推進されている一方、テクノロジーが医療の現場ニーズの課題解決できるのか、グローバルで展開できるようなテクノロジーであるのかという視点が重要となってきます。千葉県は首都圏と隣接する都市部と過疎化の進む地域という二極の日本の地域的特性を持ちます。こうした多様な医療イノベーションのニーズを見いだし、超高齢社会の日本でこそ作れる医療イノベーションを生み出す人材を育成します。
詳しくは、ホームページへ ⇒ https://innovation.risyu.net
2021年9月21日