代表者ごあいさつ

「岩手県釜石市での重層的見守りの構築のための先導的研究」とは

日本遠隔医療学会・在宅見守り支援分科会のメンバーが中心になり、岩手県釜石市平田地区をフィールドに高齢者の見守りを行う研究プロジェクトに着手いたしました。
 このプロジェクトでは、モバイル通信でタブレット、スマホ等のICT機器をつなぎ、「電話を活用した能動的安否確認」、「在宅の血圧管理」、「服薬支援」、「宅急便を使った見守り」の各種サービスを統合し多くの対象者に対して、きめの細かい見守りを地域の力で実施する高度な「重層的見守り」手法を開発いたします。
 本プロジェクトは単なる研究に留まらず、地域包括ケアの公的事業に乗せることを狙い、『見守り事業を社会が適切に評価するための要素』についても先行的に探ります。皆様方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。


本事業はクアルコム「Wireless Reach イニシアチブ」の助成を受けております。

平成27年9月1日
研究代表者・特任主任研究員
鎌田 弘之