厚生労働省事業 「平成28年度遠隔医療従事者研修」

平成27年度遠隔医療従事者研修

お知らせ

2015/12/01 >>
遠隔医療従事者研修は無事終了いたしました。受講者の皆様、講師の皆様ありがとうございました。
2015/11/07 >>
多数の応募ありがとうございました。 受講者を発表します。
2015/11/07 >>
受講のお申し込みを終了しました。多数のご応募ありがとうございます。
2016/11/04 >>
研修内容、講師一覧を更新しました。
2016/10/14 >>
本ホームページを開設いたしました。

研修の趣旨

 遠隔医療への期待は高い一方で伸び悩んでいると言われています。遠隔医療に携わる従事者の教育研修の機会の不足が原因の一つと考えられています。遠隔医療は、単純な機器ではありません。各職種、施設管理者、地域行政関係者が、各々の役割を理解して、一丸となった取り組みが必要です。そこで国内で初めての総合的な遠隔医療のカリキュラムによる研修を開催いたします。
 毎年好評の本研修も3年目を迎えました。更に充実したプログラムを準備して、皆様をお待ちしております。

  • 多職種の医療・介護者、施設管理の職員、医療行政担当者など、幅広く遠隔医療に関わる皆様を対象とします。
  • 遠隔医療の診療技法を講義と実機を用いた実習を取り混ぜて、実践的に学びます。
  • 遠隔医療の制度や診療報酬、技術など基礎的事項を学びます。
  • 三日間の集中講義で、短期間に総合的に学びます。
  • 6つのコースに分かれています。

開催時期

  • 平成28年11月11日(金)〜13日(日):大阪会場
  • 平成28年11月25日(金)〜27日(日):東京会場

※両会場とも同じ内容の研修です。いずれか一方をご受講ください。

受講料

無料(受講料、教材、参考書、実習)

対象者(受講資格)

遠隔医療に携わる(予定も含む。)以下の皆様です。

  • 医療機関に勤務する医師、看護師、薬剤師等の医療従事者
  • 介護施設に勤務する介護職の方々
  • 地方公共団体の医療担当部局等に勤務する職員
  • その他遠隔医療に携わる者(例:保健師、情報システム担当者、システムベンダー職員)

定員

各会場・各コース、最大60人 (応募者多数の場合は選抜といたします)
(全般の学習を推奨しますが、参加日程に制約あれば選択コースのみ学ぶことも可能です。)

「会場および受講者」の一覧表は、下記をご参照ください。

お申し込み

応募締切 平成28年10月15日〜11月5日
多数のご応募ありがとうございました。
お申し込みは閉め切らせていただきました。
受講者多数の場合は選抜させていただきます。

結果は、電子メールでお知らせします。
また本ホームページ上で、選抜された方の応募番号を公開します。

受講証をお持ちの方のみ、受講できます。予めご了承ください。

修了証

コース履修者には、各コースの修了証を発行します(後日郵送)
コース履修条件は、各コース内の全科目受講とレポート提出です。

研修内容(コース・科目)

遠隔医療入門 コース 大阪会場 東京会場
オリエンテーション 11月11日(金)
午前
11月25日(金)
午前
遠隔医療入門
制度(医師法・診療報酬)
ワークショップ(質疑応答・レポート作成)
地域医療 コース 大阪会場 東京会場
地域の課題 11月11日(金)
午後
11月25日(金)
午後
地域事例 北海道
地域事例 岩手県(災害医療)
地域医療の情報セキュリティとプライバシー
ワークショップ(質疑応答・レポート作成)
技術基礎 コース 大阪会場 東京会場
医療ICT 11月12日(土)
午前
11月26日(土)
午前
システム企画・構築
遠隔医療に用いる各種機器と通信技術
実際のシステム事例
ワークショップ(質疑応答・レポート作成)
モニタリング コース 大阪会場 東京会場
モニタリングの基礎(循環器・呼吸器・糖尿病) 11月12日(土)
午後
11月27日(日)
午後
テレナーシング
実習
ワークショップ(質疑応答・レポート作成)
制度・研究 コース 大阪会場 東京会場
遠隔医療の概況と課題 11月13日(日)
午前
11月27日(日)
午前
地域包括ケア特別講演
遠隔医療の臨床研究
ワークショップ(質疑応答・レポート作成)
在宅医療・遠隔診療 コース 大阪会場 東京会場
地域医療を支えるD to D型遠隔診療 11月13日(日)
午後
11月26日(土)
午後
在宅患者のための遠隔診療
遠隔診療実習
地域の遠隔医療立ち上げ手法
ワークショップ(質疑応答・レポート作成)最近の遠隔医療
サービス事業の紹介
事情により一部の講義の日程が変わることがあります。時間割確定次第、ホームページに掲載します。

ディスカッションおよびレポートに感想、問題意識を書くことを重視します。
レポートの作成と提出がコース修了の条件です。
ワークショップとは、質疑応答、討議、レポート作成のための科目です。

一科目は40分講義、5分休憩の45分です。(実習は連続して85分講義、5分休憩です)

午前は9時から12時、午後は13時から17時30分までです。

コース選択のご案内

全ての皆様へ

  • 遠隔医療を活かすには幅広い知識が欠かせません。職種、所属機関に依らず、全コース参加をお勧めしております。全てのコース・科目が、全ての皆様のお役に立てる内容で、参加資格や前提知識等はありません。ただし日程等のご都合で全コース参加が難しい場合には、以下を参考に参加コースをお選びください。

医療従事者・介護職者の皆様

  • 在宅患者への遠隔診療や専門医療者支援( D to D ) の遠隔医療に関する専門コースは在宅医療・遠隔診療コースです。慢性疾患の指導管理やバイタルモニタリングに関する専門コースはモニタリングコースです。地域包括ケアや診療報酬等の基礎を詳しく学ぶために制度・研究コースと地域医療コースへのご参加もお勧めします。

行政関係者の皆様

  • 在宅医療・遠隔診療コースやモニタリングコースを受講いただければ、遠隔医療の実態や地域の医療供給や地域包括ケアの基本的情報を習得いただけます。制度・研究コースの受講により、将来活用のための基礎知識を習得できます。

その他、情報システム関連の皆様

  • 在宅医療・遠隔診療コースとモニタリングコースの受講により、利用者ニーズを知るための基礎知識を習得できます。制度・研究コースと地域医療コースの受講により、ビジネスモデルを企画するための基礎知識を習得できます。

配布教材

講義テキスト、参考書(遠隔診療実践マニュアル―在宅医療推進のために、日本遠隔医療学会編集委員会監修、篠原出版新社)
参考書をお持ちで無い方に無料配布します。

講師一覧

講師名、所属(敬称略)
酒巻 哲夫 (群馬大学、高崎市医師会看護専門学校)

講師からのメッセージ:

長谷川 高志 (日本遠隔医療協会)

講師からのメッセージ:

森田 浩之 (岐阜大学)

講師からのメッセージ:

小笠原 文雄 (小笠原内科)

講師からのメッセージ:

琴岡 憲彦 (佐賀大学)

講師からのメッセージ:

吉嶺 裕之 (井上病院)

講師からのメッセージ:

山本 由子(武蔵野大学)

講師からのメッセージ:

野口 貴史 (国立成育医療研究センター)

講師からのメッセージ:

郡 隆之 (利根中央病院)

講師からのメッセージ:

本間 聡起 (地域医療機能推進機構)

講師からのメッセージ:

鰤岡 直人 (鳥取大学)

講師からのメッセージ:

千葉 伸太郎 (太田総合病院)

講師からのメッセージ:

田丸 雄太(株式会社メドレー)  11月26日ワークショップ

講師からのメッセージ:

ほか

運営

  • 主催: 特定非営利活動法人日本遠隔医療協会(実施責任者 長谷川高志 特任上席研究員)
  • 後援: 一般社団法人日本遠隔医療学会
  • 実施責任者: 長谷川 高志(特任上席研究員)
  • 問い合わせ窓口: telemed-seminar*j-telemed-s.jp
    (メールを送信する際は「*」→「@」に変更して送信してください。)

本研修は平成28年度厚生労働省の公募事業で、日本遠隔医療協会が応募して採択されたものです。

日本遠隔医療学会は、本研修を全面的に支援いたします。

会場案内


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